03-04UEFAチャンピオンズリーグ グループG第2節 |
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2003.10.1 スタディオ・オリンピコ
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2
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0-2
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2
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2-0
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S・インザーギ(46分、コッラーディ) |
得点
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シオンコ(27分、ポボルスキー) | ||
S・インザーギ(61分、PK) | ポボルスキー(35分) | |||
メンバー
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1 ペルッツィ |
GK
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29 ブラジェク | ||
22 オッド |
DF
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5 フラフバルト | ||
31 スタム | 16 ヒュブスマン | |||
11 ミハイロヴィッチ | 17 ヨハナ | |||
19 ファバッリ(C) | 3 ラバント | |||
4 アルベルティーニ(HT 20 リベラーニ) |
MF
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15 コバチ | ||
10 スタンコヴィッチ | 4 ペルグル | |||
14 フィオーレ | 14 シオンコ(87分 10 ミハリク) | |||
53 S・コンセイソン(61分 18 ムッツィ) | 7 ゼレンカ(90+2分 12 クルマシュ) | |||
8 ポボルスキー(C) | ||||
21 S・インザーギ(82分 6 ダボ) |
FW
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9 キンツル(82分 27 I・グルシュチェビッチ) | ||
9 コッラーディ | ||||
ペルツイ
オッド スタム ミハ ファバ アル スタン フィオレ セルコン インザギ コラ |
布陣
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ブラジク
フラフ ヒュブ ヨハナ ラバン コバチ ベルグル シオンコ ゼレンカ ポボルスキ キンツル |
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sub
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15 カサッツァ | GK | GK | 1 コウバ | |
5 ザウリ | DF | DF | 22 ホモラ | |
24 コウト | MF | 11 イェジェク | ||
7 C・ロペス | FW | FW | 21 ユン | |
イエローカード | ヨハナ | |||
レッドカード | ||||
出場停止選手 | ||||
セーザル | 戦線離脱中選手 | ペトラーシュ
ロシツキー V・グルシュチェビッチ |
観戦レポ
連敗スタートは避けたいプラハと連勝して一気にダッシュを駆けたいラツィオの一戦です。
立ち上がりからラツィオは、セットプレーラッシュでプラハゴールを脅かします。ミハイロビッチは、相変わらず脅威です。
しかし、先制はプラハ。ポボルスキーのロビングに上手くファバッリの裏に回り込んだシオンコがジャンピングボレーで合わせます。
ペルッツィも成す術なしのワンチャンスを生かされました。ま、見てる側としてはゲームがオモシロくなりそうなのでOKなんですが。
さあラツィオの反撃、となるはずなんですけど、いまいちボールがつながらず更なる得点をプラハに許してしまいます。
不運な面もありましたよ。スタムに当たったシュートのこぼれ球が上手い具合にポボルスキーの足元に転がった訳ですから。でも形としても完全に崩されていたのも事実でした。
まさかの0-2。
アルベルティーニ、スタンコビッチのセンターハーフが機能していないので全体としても苦しくなってしまった感じです。
マンチーニはハーフタイムにやはりそこを修正してきます。リベラーニ投入。
さてその効果の程は?と楽しみだった後半。
しかしそんな選手交代とか全く関係無いキックオフゴールをラツィオは決めます。
スタムのロングボールをコッラーディが落としてピッポ弟がキーパーの股間を抜くシュートを決めます。
なんなんだこのチームは!!!!!
わずか10秒たらずですよ。プラハとしても、さあ後半2点をどう守ろうかなという矢先ですよ。
ってな訳でこの1点の効果は絶大でした。落ち着きを取り戻したラツィオが同点に追い付くのはもはや必然。
61分、ピッポ弟がヨハナにエリア内で引っ張られPKを奪取。これを自ら沈めてゲームを振り出しに戻します。
で、この試合は、ここから更にオモシロクなりました。次の1点をめぐる両チームの神経戦は必見でしたよ。
試合後の表情を見てみるとコトルバ監督はガッツポーズをくり出し、アウェイでの勝ち点1奪取に満足気。
逆にマンチーニのブゼンとした表情からは、シュート21本を放ちながら勝ち切れないチームへの不満が伺えました。
でもラツィオにしても2点差を追い付いてのドローだけに悪くない結果だとは思うんですけどねー。
ま、中々緊迫したゲームで第三者的に見てる分にはエエ試合でしたよ。
満足度:65%
MOM:ポボルスキー