03-04UEFAチャンピオンズリーグ グループB第2節 

2003.9.30 ジュゼッペ・メアッツァ
2
1-1
1
1-0
アダニ(23分
得点
フェドロフ(34分)
ビエリ(90分、キリー  
メンバー
1 トルド
GK
1 ショコフスキー
   
4 J・サネッティ(C)
DF
11 ペエフ
15 アダニ 35 サブリッチ
17 F・カンナヴァロ 3 フェドロフ
2 I・コルドバ  26 ネスマチニイ
 
 
6 C・ザネッティ
MF
6 ドミトルリン(69分 2 ハツケヴィッチ)
5 エムレ・ベロゾーギュ
36 レコ
7 ファンデルメイデ(61分 13 ヘルヴェグ) 17 ギオアネ
18 キリー 15 ジオゴ・リンコン
  8 ベルケビチ(C)
   
9 フリオ・クルス(78分 3 カーロン)
FW
16 シャツキフ(86分 7 メラシェンコ)
30 マーティンス(59分 32 ビエリ)  
    
         トルド

サネティ  アダニ   カンナ  コルドバ

     ザネティ    エムレ

 メイデ              キリー

     クルス   マルティンス

布陣
        ショコフスキ

ペエフ  サブリチ   フェドロ  ネスマチ

  ドミトル    レコ    ギオアネ

     ジオゴ     ベルケビチ

        シャツキフ

sub
12 フォンタナ GK GK 21 レヴァ
31 ブレシェ DF DF 5 アレッサンドロ
11 ルシアーノ MF MF 10 セルナト
25 アルメイダ 22 オニシェンコ
  FW 18 ナンニ
エムレ・ベロゾーギュ イエローカード ジオゴ・リンコン

サブリッチ

レコ

レッドカード
出場停止選手
マテラッツィ

ココ

レコバ

戦線離脱中選手 フシン

観戦レポ

公式戦未だ無失点のインテルがホームにキエフを迎えた第2節です。
キエフは、前節途中出場2得点のラッキーボーイ的存在のジオゴを先発で起用してきました。
ゲームは序盤からサネッティ、エムレの強さが目立つインテルペースで進みます。
そして23分、キリーの深い位置からのFKを高い打点で合わせたのはカンナバーロ!このヘディングは、キーパーに弾かれますが、こぼれ球をアダニがボレーで詰めて先制。
ケガのマテラッツィに代わって先発の男がゴールを決めます。こういう人が点を取るとチームのムードが良くなりますよね。
しかし、その後はキエフにゴールを脅かされるシーンが続きます。でもね、このチームにはトルドがいるんですよ。
レコの鋭いミドルシュート2本を事ごとくセーブ!その他のシュートもガンガン止めて、今日も無失点の予感を漂わせます。
しかし、そんなトルドでもミスしちゃう事もあるんです。
34分、左サイドからギョアネの低いセンタリング。これをキャッチしようとしたトルドはファンブル!抜け目なくフェドロフが詰めてキエフ同点!
その勢いのまま後半もキエフペースで試合が続きます。たまらずクーペルは故障上がりの長髪ビエリを投入。
スペースが無くスピードを生かす機会が少なかったマーティンスと代えます。
ビエリは早速ドミトルリンを肘打ちで負傷退場に追い込む荒くれ者っぷりを見せてくれます。
でもそれ以外の場面では、やはりイマイチ調子が出ていないなという印象。仕方ない事ですけどね。
もたつくインテルに対してキエフの方が明確な意図のある攻撃を見せてくれて、主導権はむしろキエフ。
でもこんな試合をキッチリ勝つのがイタリアのチームなんですよね。
ロスタイム間近のFK。キリーのボールに合わせたのは、やっぱりビエリ。ビエリのヘッドはDFにも当たってそのままゴール。
なんだかんだ言って結局ビエリです。この男は決定力と言う何ものにも代え難いモノを持ってますね。
インテルはセットプレー以外得点の臭いがしなかったんですけど、実際そのセットプレーで試合を決めました。
レコバがいないのでFKもどうかな?って思ってたんですけどね。直接FKに関してはクルスがこの試合でも3本可能性の低いシュートを放ってたので幻滅してたから。
一方キエフは、あともうちょっとで勝ち点1持って帰れたのに、惜しかったですね。ただベルケビッチを中心とした攻めは見ていて楽しかったので、今のアーセナルなら喰えるかもね。

満足度:35%

MOM:ベルケビチ