03-04ＵＥＦＡチャンピオンズリーグ　グループD第5節
2003.12.2　ヴェストファーレンシュタディオン
ガラタサライ	2	0-0	0	ユヴェントス
		2-0
ハカン・シュクル（47分、ハカン・ユンサル）	得点
ハカン・シュクル（90+4分、ハサン・サス）
メンバー
1　モンドラゴン	GK			12　ケメンティ
30　タマス 4　オルハン 5　F・デブール 　　（84分　3　ビュレント） 57　ハカン・ユンサル	DF			5　トゥドル 2　フェラーラ 13　ユリアーノ 　　（75分　18　アッピアー） 7　ペソット
24　ペトレ 29　ピラチス 　　（45分　11　ハサン・サス） 67　エルギュン・ペンベ 55　サブリ 7　ベルカント	MF			8　コンテ（C） 　　（86分　16　カモラネージ） 26　ダーヴィッツ 25　サラジェッタ 14　マレスカ
10　ハカン・シュクル（C） 　　（90+7分　19　ジハン・ハシュポラトリ）	FW			9　ミッコリ 20　ディ・ヴァイオ
モンドラゴン タマス　　オルハン　　　デブル　　ユンサル 　　　　　　　　　ペトレ ピラチス　　　　　　　　　　　　エルギュン 　　　　　サブリ　　　　　ベルカント 　　　　　　　　ハカンシュクル	布陣			ケメンティ トゥドル　　フェララ　　　ユリアノ　　ペソット 　　　　　　コンテ　　　　ダービツ サラジェタ　　　　　　　　　　　　　マレスカ 　　　　　　ミッコリ　　　デバイオ
sub
12　アイクト	GK		GK	1　ブッフォン
23　ウスタ	DF		DF	4　モンテーロ
22　アブドゥラ	MF			15　ビリンデッリ
6　アリフ	FW		MF	11　ネドヴェド
			FW	17　トレゼゲ
ペトレ ハサン・サス	イエローカード			サラジェッタ コンテ ディ・ヴァイオ マレスカ ダーヴィッツ
	レッドカード
	出場停止選手
ユミト・カラン	戦線離脱中選手			テュラム タッキナルディ ザンブロッタ レグロッタリエ デルピエロ

観戦レポ

テロの影響で延期及び会場が変更となってしまったこの試合。
場所はトルコ第2の故郷とも言えるドイツです。ドルトムントのホームスタジアムですね（＾＾）
延期になったので、ガラタサライは勿論ラレアルの結果を知っている訳でして、勝たなければいけない事は全員が認識しています。
引き分け以下だと脱落です。
ユーベの方は延期だろうがドイツだろうが消化試合なんで何でも良いでしょう。
この日もテュラムやネドヴェドを筆頭に主力を休ませています。
そんな訳でガラタサライの勝ち点3はカタイのでは？
と言う試合前の予想でしたが、1.5軍でもユーベは強かった！
とりわけマレスカですね。その才能は疑いの余地が無いもののネドヴェドの存在の前にベンチ生活だった23歳が魅せてくれます。
ガンガンにディバイオにスルーパス、更に自分でも飛び込んで行くし、構成力も抜群、と文句のつけようが無いですわ。
でもね、前半はディバイオの外し祭りでした。
事如く外したね。モンドラゴンとの1対1を筆頭に3度4度と目を覆うシーン多発です。
どうした？いつもの決定力は？ミッコリにも強烈なFKがポスト直撃と運の無さが伝染してしまいます。
そうこうしてると後半2分均衡が破れます。
ハカン・ユンサルの左からのセンタリングをハカンシュクルがヘッドで決めます。
高い技術のヘディングシュートは流石の技術でした。武器があるFWは違うね。
先制ガラタサライ。純粋なホームでは無いのに、とんでもない雰囲気になるスタジアム！
アリサミイェンだったら、と考えるとゾッとしますね。
さぁ、ガラタサライの時間帯ですよ！この日はベルカントが凄く効いてた。
今季CL初出場なんですけど、今まで何故出さなかったの？って感じの存在感で攻撃を引っ張ります。
サブリは相変わらず決めれないけど、動きの質は良いし、ハサンサスも流石の貫禄です。
苦しいユーベはアッピアー、カモラネージを投入しますが、これが裏目に出ました。
3バックにした事で御自慢の守備のバランスがグズグズになっちゃいます。
終了間際ハサンサス、ハカンシュクルのコンビにいつ点を取られてもおかしくない状況を次々に作られます。
そして取られましたよロスタイム。ハサンサスのスルーパスが、あっさりハカンシュクルに通って流し込まれます。
トゥドルは追いすがる事もできませんでした。タイムアップです。
モチベーションの差が、そのまま得点差に表れました。
ま、ユーベの敗因は安直に言うとディバイオだけど（毒）
一番ユーベに頑張って欲しかったのはラレアルでしょうか？ガラタサライが勝った事によって、最終節に生きるか死ぬかの試合をしなければいけなくなりますた。
ガラタサライは、この勢いのまま突破できるのか！

満足度：55％

MOM：ベルカント