03-04UEFAチャンピオンズリーグ グループG第1節 

2003.9.16 イニョニュ・スタジアム
0
0-1
2
0-1
 
得点
スタム37分フィオーレ
  フィオーレ77分
メンバー
1 コルドバ
GK
1 ペルッツィ
   
30 ザーゴ
DF
22 オッド
5 ロナウド 31 スタム
4 アフメト・ユルドゥルム 24 コウト
  19 ファバッリ(C)
 
 
3 タイフル(C)
MF
4 アルベルティーニ
20 ジュンティ72分 11 シナン
10 スタンコヴィッチ
17 ドブラ 14 フィオーレ
19 イブラヒム 53 S・コンセイソン60分 16 ジャンニケッダ
67 テュメル56分 77 アフメド  
   
9 パンク
FW
9 コッラーディ83分 20 リベラーニ
26 イルハン56分 10 セルゲン 7 C・ロペス70分 18 ムッツィ
        コルドバ

   ザーゴ  ロナウド  アフメト

    タイフル   ジュンティ

ドブラ              イブラヒム

        テュメル

   パンク       イルハン

布陣
       ペルツイ

オッド  スタム   コウト  ファバ

     アル   スタン

フィオレ            セルコン

    コラ     ピオホ

sub
22 ラマザン GK GK 33 セレーニ
2 エムレ・アシク DF DF 5 ザウリ
14 ウミット・アイドゥン MF 23 ネグロ
71 オカン・K FW 21 S・インザーギ
イエローカード オッド

ジャンニケッダ

レッドカード
出場停止選手
アフメット・D 戦線離脱中選手 ミハイロヴィッチ

セーザル

観戦レポ

国内リーグ開幕5連勝と絶好調のベジクタシュ。更に4日前のリーグ戦でエースのイルハンも復帰し、万全の体勢で開幕戦を迎えました。

一方ラツィオも直前のセリエでピオホとコラーディの2トップを温存。この試合に調整してきました。只、ミハイロヴィッチの怪我が非常に痛い。つーか、個人的に見たいだけなんですけども。客観的に見てもコウトで大丈夫なのか?って気もします。

試合の方は、ラツィオが完全に試合巧者っぷりを見せてくれますた。これぞ「アウェーのイタリア的闘い方」というモノでしたよ。永久保存して教材として使いましょう。

序盤は、効果的に手数をかけず、ミドルシュートを連発。ベジのDFラインと中盤の間が空いていたとも言えますが、パスをつなげる場面でもガンガン打ってました。

逆にベジは、ドリブル、ショートパス中心の組み立てフットボール。これはこれで楽しい。しかし、ジュンティの決定的シュートは流石のペルッツィの好セーーブに阻まれます。

そうこう言ってたら37分、フィオーレのCKからスタムあっさりヘッドで先制。ドフリー。ベジのマーク甘過ぎ。セットプレーで確実に得点するなんて流石イタリア。

オッドが、たまらず倒してイエロー貰うくらいにイブラヒムのドリブルが効いてるベジクタシュなんですけど、中々攻めきれません。

0-1で前半終了。

後半は一方的なベジの攻勢。ラツィオは防戦一方。でもね、客観的に見ると逆にラツィオがゲームを支配している気がします。

得点の臭いは常に攻めてるベジよりもカウンターのみでも決定的なラツィオの方にプンプンしてます。

ベジはセルゲン、アフメド、シナンの投入組が非常に効果的で、オモシロイ攻勢を見せてくれますが、シナンのシュートはバーに弾かれ、運は味方していません。

その直後ラツィオに追加点が入ります。フィオーレのマイナスクロスをDFは阻止しますが、こぼれ球が再びフィオーレの足元へ。後は、フィオーレ流し込むだけでした。いや〜、効果的。

残り時間は無難に守だけでした。ジャンニケッタも渋くFK遅らせてイエロー貰ったりして上手く時間とチャンスを潰します。

結局0-2でフィニッシュ。

ポゼッション6:4と圧倒したベジだったんですけれども、現実的にスタムの壁は非常に高かった印象です。キレイなサッカーしてたんですけどね。

あと、サポーターの雰囲気も良かった。試合前の歌とか試合中の声とかブーイングとか。かなりアツイ!さすがトルコ!!!!

満足度:50%

MOM:スタム